介護福祉士のニーズが急拡大していることについては、それだけ多くのニーズがあることを指し示しているといえるでしょう。
介護福祉士になるには、3年以上の実務経験と国家試験に合格することが必要なため、簡単にできることではありませんが、社会に必要とされることであることは、まぎれもない事実のため、多くの人が目指すところになっています。
日本の医療介護現場を取り巻く環境は日に日に厳しさを増してきています。
背景にあるのが、高齢化社会の進行であり、世界的にみても、他に類を見ないほどのスピードを持って高齢化が進んでおり、ありとあらゆるところにその影響が出始めています。
そんな中において、クローズアップされているのが、医師や看護師、介護福祉士などの医療介護現場で活躍する担い手不足の問題です。
所轄する厚生労働省や関連省庁では、一刻の猶予もない状況という認識を持っており、対策を講じていますが、なかなか結果にあらわれてこないというのが実態です。
医療や介護の現場を担うには、基本的に国家資格を必要とするため、そう簡単になることができないものです。
そのため、高齢化社会の実態に追いつくことが難しいという見方もあります。
介護施設やケアハウス、老人ホームなどでは、少ない人手で多くの入所者をみるという厳しい環境が続いています。
今般では、外国人やシニア世代の活用に活路を見いだそうとする動きが活発化しています。
予断を許さない状況が続きます。
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2017