40代から介護の世界に足を踏み入れた私ですが、介護福祉士の資格を取得したことで様々な恩恵を受けられるようになりました。
まず、私が現在勤めている施設では数千円の資格手当が毎月の給与に上乗せされるようになりました。
たかが数千円、されど数千円。
小さな積み重ねは大事です。
また、ヘルパー2級(現・介護職員初任者研修相当資格)しか持っていなかった頃と比べて、教育業務など任される仕事が増えました。
今後更なるキャリアアップを目指す上でも、必須の資格であることは間違いありません。
そして何より「国家資格を持っている自分」に対して自信が持てるという精神面でのメリットが大きかったです。
これは実際に現場にいないと実感できない事なので、説明するのが難しいのですが・・・私のような業界未経験の男性が女性中心の介護現場で一から働き始めるには、それなりの時間と労力を必要とします。
しかし介護福祉士の資格を取得してからは、周囲に頼られる事も多くなったのではないか?と実感できるようになりました(自信を持って仕事に臨めるようになったおかげかもしれません)。
実際「長く続けようという意志がある人」「やる気のある人」という目で見てもらえたように思います。
周囲からの信用を得やすいというのは、この歳になるとありがたい事です。
他に考えられるメリットとしては・・・万が一他の施設へ転職を希望する事になっても、ヘルパー2級(現・介護職員初任者研修相当資格)と国家資格の介護福祉士とでは、採用時に買い叩かれる可能性が相当違ってくるのではないか?という部分でしょうか。
私は今の職場に満足していますが、給与・福利厚生・勤務時間といった勤務条件が良い職場を探したい方は、介護福祉士資格は取って損の無い資格だと言えるでしょう。
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2017